AIエンジニアの将来性はある?|日本の人手不足を解決する最終施策
近頃、あらゆる場面でAI(人工知能)という言葉をよく耳にしますよね。
実際に、家電などにもAI(人工知能)が搭載されはじめ、日常に深く入り込んでいます。
それとともにAIを搭載した製品やサービスを開発するAIエンジニアは、需要が高まり将来性が期待されています。
たとえAIが未経験であっても、AIエンジニアの人手不足から、未経験者であっても採用する企業は多くあります。
これからAIエンジニアを目指す方に向けて、転職に必要な情報を説明します!
-Contents-
AIエンジニアの将来性
AIは、ますます盛り上がっていく分野でもあって、今後の時代を担う一大成長産業ともいわれています。
これからの時代はAI技術が普及しはじめ生活の一部となり、AI開発に乗り出す企業なども増えてくると言われています。
経済産業省も、AI技術が加速度的に発展していることから、「AI Quest」として、新たなAI育成プログラムを開発しました。
AIエンジニアの需要
今後も日本のみならず世界中のさまざまな分野でAIエンジニアの需要は続くと見込まれています。
お掃除ロボットなどの家電や、自動運転の車など身近な生活で使用されるAIが開発されはじめ、AIエンジニアの需要はますます増加しています。
厚生労働省の職業情報提供サイトでも「AIエンジニアの需要は極めて高い」と記述されています。
AIエンジニアは高年収
AIエンジニアは高年収で募集されていることが多いです。
2021年5月6日時点で、コロナ渦で中途採用には厳しい状況の中でも、dodaで「AIエンジニア」で検索してみると、50%の企業が、1000万円の年収を超える求人を出しています。
年収 | 求人数 総数:88件 |
500万円~ | 87 件 |
600万円~ | 78 件 |
700万円~ | 70 件 |
800万円~ | 64 件 |
900万円~ | 54 件 |
1000万円~ | 44 件 |
このように、AIエンジニアが高年収であることから、若いうちからAIエンジニアへ転職を考える方も増えはじめています。
AIエンジニアの需要が高まる業界
これからAIエンジニアの需要が高まる業界は、医療・農業・「国土強靭化(インフラ、防災)」「交通インフラ・物流分野」「地方創生(スマートシティ)」などの業界でしょう。
内閣府が実施している「統合イノベーション戦略推進会議」で、令和元年6月11日に発表した「AI戦略2019」に、これらの業界で目標と取組が掲げています。
AIエンジニアの現状
現状の日本ではAIエンジニアは人材不足が続いていて、企業側もAI導入を進められていない企業が多くあります。
このような状況で、日本のAI業界や企業が世界と戦っていける状況にあるのか不安ですよね?
これから、AIエンジニアの現状がどのような状況なのか見ていきますね。
AIエンジニアの人材不足
AIエンジニアは慢性的な人材不足が続いています。
そのため、日本の企業は、活発にAI導入を進めることが出来ません。
IPA(情報処理推進機構)が発表している「AI白書2020」でも、AIを「すでに導入している」企業の割合は4.2%、「現在実証実験(PoC)を行っている」企業が4.8%と、合わせても1割に未満になっています。
実際に、経済産業省が公表している「IT 人材需給に関する調査」(2018年公表)では、2030年には14.5万人のAI人材の需給ギャップが生じると言われ、AI人材不足は深刻な状況になっています。
日本はAI後進国??
日本のAI技術は世界水準でどの位置にいるのでしょうか?
「ものづくり大国」と呼ばれる日本でしたが、日本は世界と比べると、かなり後れています。
ソフトバンクグループ株式会社の孫正義会長は、SoftBank World 2019というイベントで「日本はAI後進国」と述べています。
日本がここまでAI技術に後れてしまったのは、日本の企業体質が生み出したものかもしれません。
多くの企業では年功序列体質が常識になってしてしまい、AIがどのような仕組みで動いているかも理解せず「AI担当の管理職」になっているケースがあるということです。
日本がAI技術で巻き返していくためには、積極的に若手のAIエンジニアを育成し、企業の担当者を担ってもらう必要があります。
AIエンジニアになるには?
それでは、AIエンジニアを目指すにはどうしたら良いのでしょうか?
趣味などで、AIエンジニアを目指している場合であれば、試験や資格などはありません。
しかし、AIエンジニアの中途採用では、募集要件として実務経験が必要な求人が多く、プログラミング未経験者が応募できる求人はそう多くありません。
もちろん、AI Questに参加してAIエンジニアを目指す方法もありますが、全くの未経験者であれば条件面で受講者対象外とされてしまう可能性があります。
しかし、AIエンジニアといっても実はそんなに難しいものではありません。充分に未経験者からでもチャレンジできる分野です。
ここでは、未経験からAIエンジニアに転職を考えている方が、必要なスキルを身に付ける方法について説明していきますね。
プログラミングスクール
社会人になってAIエンジニアに転職したいと考えている方も多くいます。
そこで社会人の方で、未経験からAIエンジニアを目指す場合は、プログラミングスクールに通うことでスキルを身につけることが出来ます。
プログラミングを0(ゼロ)から独学で身に付けるのは難しいです。
人に聞いたらすぐに解決できることでも独学だと、誰にも質問できず、そのまま挫折するケース多く見られます。
しかし、プログラミングスクールを利用することで、いつでも専任の講師に質問できます。
さらに、同じエンジニアを目指す未経験者の仲間が多くいるため、モチベーションを保ったまま学び続けることが出来ます。
プログラミング未経験者でも安心して利用できるものとして、次の2社が挙げられます。
まとめ(将来性のあるAIエンジニアへ)
AIエンジニアは、企業や研究機関で、非常に需要の高い職種です。
AIエンジニアを志す人も増えていますが、それでも日本のAI技術が世界に追いつくには人材不足です。
そのため、今後も日本は国を上げて良い待遇でAIエンジニアを求めています。
未経験者でも、既にSEやwebエンジニアの方でも、AIエンジニアとして活躍するためのキャリアパスは多くありますので、興味がある場合には積極的にチャレンジする価値があります。
ぜひ、将来的のある職種に転職したいと考えている方がいらっしゃいましたら、このチャンスに挑戦しませんか!